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「ジャカルタ&沖縄、活動のご報告」会員の皆様へ ご無沙汰しておりますが、いかがお過ごしですか。 2009年10月にSing Out Asia音楽活動のジャカルタ公演と沖縄公演『アジア南太平洋音楽祭』が無事に終了しましたので、ご報告します。 NPO法人Sing Out Asiaはいまだに試行錯誤を続けていますが、だいぶ進むべき方向が見えてきました。日本とアジア諸国の若者の混成部隊であるSing Out Asia音楽公演が伝える平和・共生・友情・地球を大切にするというメッセージは、アジアの若者から圧倒的な支持を受けることがさらに明確になりました。同時に、クロスカルチャー活動を通しての、アジア諸国の大学生・教授連の提携もますます重要になってきています。 2010年はタイ、マレーシア、インドネシアからSing Out Asia音楽公演の依頼が来ています。またベトナムのハノイ市で行われる『日本さくら祭り』への参加も考慮しています。3月にはタイ・カンボジア・ベトナムを横断してのクロスカルチャー・リーダーシップキャンプも行う予定です。 皆様とご家族のご参加をお待ちしています。(波多野) ジャカルタ公演と沖縄公演の報告と今後の展望 2009年11月21日 ジャカルタ公演報告 インドネシア共和国の首都ジャカルタにおける3回のSing Out Asia公演は、大好評で、多くのかたがたから「感激した」というお言葉を頂きました。 日本大使館とジャカルタ州政府が後援する『日本の祭り』の会場である独立記念塔広場(モナス)には、3万人が来場したとのことです(じゃかるた新聞参照)。Sing Out Asiaはこの「祭り」に参加しました。 南十字星が見える夕空に陽が沈む頃、N’Jamiによる宮古島民謡の独特な旋律がこだますると、大観衆が音楽ステージの周りにぞくぞくと集まってきました。その数は3000人以上だと思います。5000人かもしれません。 インドネシアの若者たちは、Sing Out Asiaの音楽メッセージに熱狂し、1時間の公演の後も、メンバーたちは若者に取り囲まれ、控室に戻るのが困難なほどでした。『日本の祭り』の主催者の方々からも、「素晴らしい公演、ありがとう」とお礼を言われました。 翌日は、市内の小さな劇場で2回公演。430人しか入らない劇場であり、見に来てくれた方も2回で700人程度でしたが、来て欲しい方々はほとんど見に来てくださいました。ここでもインドネシアの若者たちのフィーバー振りがすごく、観客と舞台が一緒になっての大騒ぎでした。 ジャカルタの日本人界の重鎮で、『日本の祭り』の実行委員長・黒田さんは、立ち上がって若者と一緒に手をウエーブしていました。黒田さんは73歳の現在も東レの顧問をしています。若いときからインドネシアの軍幹部と警察幹部に柔道を教えており、大きな影響力を持っています。 今回Sing Out Asia音楽公演の受け入れ先となってくださったCISV(Children’s International Summer Villages:60年前に米国で設立された子供を対象とする国際文化交流団体)の会長ミラさんも観に来ており、「感激した。来年は是非、一緒に仕事をしたい」とのことです。 これからの見通し 日本とアジア諸国の若者の混成部隊であるSing Out Asia音楽公演が伝える平和・共生・友情・地球を大切にするというメッセージは、アジアの若者に圧倒的に受けることが、さらに明白になりました。 今後、アジア諸国を歴訪してSing Out Asiaが掲げる思想の元に「団結せよ!」と、呼びかけたいと思います。 ジャカルタでは85名の若者が、Sing Out Asiaのインターネット会員になりました。このような若者のネットワークをアジア全域で作っていきたいと思います。目標は1万人です。 『Sing Out Asia』は軍事力を持たない日本の持つ大事なソフトパワーです。 今後は、世界各地の『日本の祭り』に参加したいと考えています。 世界各地の『日本の祭り』に参加すると同時に、各国の大学でも公演をしたいと考えます。そのためには、各国の大学と深い結びつきを構築しているクロスカルチャー活動も同時に行うことが重要になります。 沖縄公演『アジア南太平洋音楽祭』の報告
沖縄公演は10月17日(土)の『JCチャンプルーフェスタ』への参加から始まりました。これはジャカルタの『日本の祭り』の規模を10分の1程度にしたお祭りですが、Sing Out Asiaは1時間の公演を行いました。JC(日本青年会議所)の要請もあり、フィリピンの歌姫ジュリアン、タヒチダンス、フィリピンのダンスグループも出演しました。 10月21日(水)の夜に『アジア南太平洋音楽祭』が開催されました。この音楽祭の特徴は、沖縄のトップアーチストたちが出演していることです。N’Jamiのコーラスを軸にした音楽は、太陽風オーケストラというグループの伴奏を得て、さらに迫力が増したと思います。 タヒチダンスのグループ「Tiare Heipua」はハワイで行われたタヒチダンス世界大会で賞を総なめにしていますが、主体は沖縄在住の人々です。このグループの子供たちによるタヒチダンスは可愛くて、劇場内は柔らかい雰囲気に包まれました。 Sing Out Asiaの海外組は、世界トップレベルの音楽を披露しましたが、特に女性軍のララ、イメル、ジュリアンの3人組のレベルは高く、世界どこでも歓迎されると思います。今回初めてSing Out Asiaに参加したインドネシアの歌姫イメルの歌唱力は抜群で、必ず世界で注目されることになる、と、アテック・ハンシント氏は言っています。 沖縄ではエイサー音楽の英雄『日出克』さんのギターに合わせて子供たちが太鼓を叩いて踊り、エネルギーに溢れるその姿に沖縄の人々は感激していました。 残念だったのは1000名入る劇場に650人ぐらいしか観客が居なかったことです。 観客が少なかったのは、準備期間が短かったことが最大の理由です。NPO法人国際人材支援センターからの寄付、50万円を使って、TVコマーシャルも50本流したのですが、沖縄の人々の耳に届くには、ほど遠かったようです。 インフルエンザの影響もあると言われましたが、それよりも組織的な販売力不足と、宣伝不足だったと思います。 これからの見通し まず、沖縄にSing Out Asia後援会を設立したいと思います。いつかの企業が支援を申し出でています。『アジア南太平洋音楽祭』の音楽レベルは高く、今後のSing Out Asia音楽公演はこの音楽レベルを維持したいと考えます。 総括 ・ ジャカルタ公演の準備の為、近藤麻里恵さん(青山学院大学4年)をジャカルタ市に派遣しましたが、大成功でした。彼女の努力のおかげでCISVという国際組織がSing Out Asiaの受け入れ先となり、劇場での公演が可能となりました。 また近藤麻里恵さんは才色兼備で、インドネシアの学生たち、現地日本人社会の人々からも圧倒的な支持を受け、Sing Out Asiaの評価を高めてくれました。 ・ ジャカルタコミュニケーションクラブの甲斐切清子(かいきりすがこ)代表と、彼女の門下生であるジャカルタの3つの大学の学生たち、インドネシア学生日本語劇団en塾のメンバーたちも、全面的にSing Out Asiaの支援をしてくださり、実行部隊として多大な貢献をしてくれました。 ・ CISV(Children’s International Summer Villages)という若者を対象とした文化交流の国際組織は、ジャカルタの富裕層がメンバーです。CISVは2011年にジャワ島で世界80カ国の若者を集めて世界大会を行うそうです。その資金集めなどにSing Out Asiaに協力を要請してきています。 『ジャカルタの日本祭り』の主催者たちからは、来年も、参加するよう要請が来ています。 ・ ジャカルタ公演は、これからのSing Out Asia音楽活動を占う試金石でしたが、Sing Out Asiaが底知れぬ可能性を秘めていることを証明しました。これからは海外を中心に活動をするべきだと考えます。 ・ 沖縄公演『アジア南太平洋音楽祭』は音楽レベルの高さを保つことの重要性を教えてくれました。この音楽祭が沖縄に定着することは、沖縄を重大拠点とするSing Out Asia活動にとっても有益と考えます。 ・ 最後になりますがお金の問題があります。沖縄公演で100万円。ジャカルタ公演では30万円ほど予算をオーバーしています。合計130万円。 今後の展望 NPO法人Sing Out Asiaを設立して今年の12月で2年が過ぎ、12月4日からは3年目に入ります。2年経って、今後の方向が見えてきています。 ・ Sing Out Asia活動はアジアの社会と世界全体を良い方向に変えていくムーブメントであり、単なる文化交流ではありません。このムーブメントをアジアに浸透させるには音楽活動とクロスカルチャー活動の両輪が必要です。ムーブメントの信奉者であるインターネット会員を1万人に増やしたいと思います。 ・ Sing Out Asiaムーブメントの狙いは、音楽・クロスカルチャー活動を通して、アジアの若者に平和・共生・友情・地球を大切にする精神を訴え、さらに富の格差の少ない公平なチャンスが得られる社会を構築するシステムを考える方向に、意思を統一していくことにあります。 ・ 音楽活動はアジア諸国で行われる『日本の祭り』に参加することで、輪を拡げていきたいと思います。同時に、各国で大学公演を行います。なお、タイの政治家から2011年にミャンマーに行ってもらえないか、という話が来ています。 ・ アジア諸国の大学生と教授を結ぶクロスカルチャー活動は、このムーブメントを支える基礎となります。 ・ 音楽活動の音楽レベルはさらに高めることが可能であり、さらに多くの国々からトップの若手ミュージシャンを仲間にしていきたいと考えます。 ・ 沖縄に後援会を作り、東京では国会議員、官僚の支援グループを作ります。今後は国際交流基金・文化庁などからの支援も仰いでいきたいと思います。 問題点 ・ 資金が不足しています。 ・ 今年12月には『Japan Visit 2009』 を開催して、インドネシア、タイ、台湾などから学生を招聘したいのですが、50万円ほど必要です。各国から日本までの航空券に関しては、各国でスポンサーが見つかっています。 ・ 来年3月に行うクロスカルチャー活動の助成金が必要です。大地舜事務所も毎年50万以上の助成をしています。来年は、ベトナム(ハノイ)、ラオス(ビエンチャン)、タイ(チェンライまたはバンコク)に遠征したいと思います。その準備の為にベトナム・ラオスに出かける旅費がありません。 ・ この2年間、事務所無しで活動してきましたが、事務所が必要です。ボランティアの事務員も必要です。これまた費用がかかります。 ・ 沖縄公演とジャカルタ公演の赤字合計130万円があり11月末には支払いが発生します。 以上様々な問題を抱えていますが、是非ともご支援のほどお願いいたします。 惣領泰則・波多野三郎 特定非営利活動法人Sing Out Asia理事 添付資料: ・ じゃかるた新聞切り抜き3ページ
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